オフショア開発とは？

何かと話題に上ることが多いオフショア開発。具体的に、どのような意味なのでしょうか。まずは、オフショア開発の概要から解説します。

オフショア開発とは、システム開発案件を海外パートナー企業や子会社に委託することです。人件費の安い海外で開発することで、コストを抑えられるというメリットがあります。

出典：ビジネス用語集 | エリートネットワーク - 正社員専門の転職エージェント：オフショア開発

IT関連でオフショア開発が用いられる場合、以上の意味となります。ちなみに、オフショア単体で用いられる場合は、「海外で」という意味になります。

オフショア開発を進めるときに注意したいポイント3選

一般的にメリットが大きいといわれるオフショア開発ですが、注意点がないわけではありません。オフショア開発を進めるときは以下の点に注意しましょう。

低コストで開発を推進した結果、制作物の品質に問題が見つかり、日本側でのチェック作業や修正作業が増える…こうした、コスト削減ばかりを意識しすぎた結果コストが膨らむケースは少なくありません。

出典：オフショア開発ガイド：オフショア開発に強い企業や各国の動向を完全網羅【オフショアライド】

コストだけを重視すると品質に問題が生じて、結果的にコストと手間がかかってしまうことがあります。品質に対する考え方は国で異なるので、求めるクォリティをわかりやすく伝えておくことが重要です。

オフショア開発においては、基本的には会話やドキュメントも全て英語ですし、言葉の壁によってコミュニケーションが取れない場合もあります。

出典：ジョブウィズ：オフショア開発の課題と失敗する理由を徹底解説

オフショア開発では、基本的に英語でコミュニケーションをとります。英語を話せないと、指示内容をうまく伝えられない恐れがあります。心配な方は、日本語対応可能なオフショアベンダーを選ぶとよいかもしれません。

オフショア開発はどうしても遠隔での指示になります。プロジェクト管理・進捗管理は国内以上に緻密に行う必要がございます。

出典：オフショア開発.com：オフショア開発注意点

遠隔地とやり取りするので、プロジェクト管理は慎重に行わなければなりません。会議などを行いにくい点にも注意が必要です。オフショア開発の特徴をふまえた上で、プロジェクトを管理する必要があります。

オフショア開発にはコストを削減できるなどのメリットがあります。非常に魅力的ですが、何も考えずにベンダーを選ぶと想定外のトラブルにつながるかもしれません。オフショア開発を検討している方は、注意点をふまえて信頼できるベンダーを選びましょう。